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理事長所信

公益社団法人指宿青年会議所 2017年度
スローガン・基本理念・基本方針・理事長所信

第44代 理事長
岩野 公志

スローガン

チェンジ&チャレンジ
みんなでつくろう!未来に受け継ぐ「志」

基本理念

意識が変われば行動が変わる。
行動が変われば結果が変わる。
結果が変われば自信に変わる。
まずは自分達の意識を変えて挑戦しよう。
 すべては未来のために。

基本方針

1.防災意識が高まるまちづくり事業の実施
2.自然の中で生きる力を育む青少年育成事業の実施
3.政治参画意識向上事業の実施
4.チェンジ&チャレンジで意識変革を起こす共育事業の実施
5.未来へ繋ぐ同志拡大の実施と新入会員へのフォロー
6.魅力ある広報活動による自信あふれる指宿JCの発信

理事長所信

【はじめに】
 指宿青年会議所の目的は「地域社会及び国家の政治・経済・社会・文化等の発展を図り、会員の連携と指導力の啓発に努めるとともに、国際的理解を深め、世界の繁栄と平和に寄与すること」です。
 私は、帰郷して間もない2005年に、ただ新たな知り合いが欲しいという思いだけで指宿青年会議所に入会しました。入会当時は22名の会員が在籍し、私は先輩会員たちと一緒に活動している内に、その素晴らしい考え方や行動に刺激を受けて、自分自身の成長を感じながら必死にそして楽しみながら活動していました。それは「まちの為に」、「誰かの為に」ではなく「自分の為に」活動していました。そんな中、「誰かの為に」と意識が変わったのは、私に子どもができたことがきっかけでした。人口減少が進む中、子どもたちが大人になった時に「経済的に成り立つのか」、「子育てができる環境にあるのだろうか」など、このまちで幸せに住み暮らすことができるのか不安を感じました。だからこそ、未来の指宿市が「明るい豊かな社会の実現」に少しでも近づけるように、我々指宿青年会議所の運動を取り組んで行く必要があります。
 指宿青年会議所は、公益社団法人になって5年目になります。現在は約40名の会員数で活動していますが、毎年、会員の入れ替わりがあり、例会や事業に出席する会員と出席しない会員に分かれ、組織力が弱まっているように感じています。公益事業を行うためにも、組織としてみんなで一緒に力を合わせて成長していく必要があります。まずは市民の意識を変える前に、自分たち自身の意識を変えることが重要と考えます。自分の意識を変え、周りの人の意識を変えることができなければ、市民の意識を変えることはできません。だから、指宿青年会議所自体が変えるところは変え、チャレンジして結果を残し、会員一人ひとりが自信に溢れ、誇りを持って活動できる環境を作ることが必要です。

【防災意識が高まるまちづくり】
 2011年3月11日に発災した東日本大震災から6年目を迎えようとしています。多くの人が亡くなり、たくさんの人が心に傷を負ったことだと思います。私自身も衝撃的な被災地の状況に心が痛み、物資や支援金集めをお手伝いさせていただきました。しかし、心のどこかでは「自分たちが住んでいる指宿では大災害は起こらない」と他人事のように思い込んでいました。しかし、2年前に何気なく受けた防災セミナーをきっかけに、「いつどこで災害が起こるか分からない」、「災害が起きたときに自分や家族の命を守れるのは自分達しだいだ」という意識に変わりました。そんな中、隣の県である熊本で2016年4月14日以降相次いで発生した熊本地震が起きました。鹿児島県でも大きな揺れが発生した地域があり、稼働中の川内原子力発電所付近でも震度3を観測しました。私たちが住む指宿市では揺れはさほどありませんでしたが、携帯の緊急速報アラームが何度も鳴り恐怖を感じました。
 現在、指宿市での防災の取り組みとしては、「防災ハザードマップの作成」や「防災無線の整備」、「自主防災への取り組み」などを行っていますが、実際に災害が起きた時の避難場所は皆さん知っているのでしょうか。また、市民一人ひとりの防災意識は高いのでしょうか。まずは、市民の防災に対する意識調査を行い、それを踏まえて指宿市や諸団体または企業と連携を図り、実際災害が起きた時の対処方法を決めて、それらを市民に広める事業を実施します。このことで、市民の防災意識を高め、災害時に「多くの命を守る」ことに繋げます。

【自然の中で生きる力を育む青少年育成】
 青少年育成。これは我々大人にとって大事な使命ではないでしょうか。子どもたちが大人になったとき、変化の激しい社会を生き抜けるように「基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用して、自分で課題を見つけ、自ら考え、判断し、表現することにより、様々な問題に積極的に対応し解決する力」、「自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性」、「たくましく生きるための健康や体力」の知・徳・体をバランスよく身につける必要があり、これらは我々大人が子どもたちに教え伝えていかなければなりません。しかし、核家族化や共働きで子どもたちに接する時間が少なくなった事や、若年層を中心に都市部への人口流出が目立ち、過疎化や高齢化が進行する事で、地域内での世代を超えた交流が少なくなり、なかなか子どもたちに伝えられていないのではないでしょうか。または、大人自身が教えるだけの知識がないのではないでしょうか。
指宿青年会議所ではここ数年、「生きる力」をテーマに青少年育成に取り組んでいます。また、教育の原点は「家庭から」という考えの下、親子参加で豊かな自然を相手に体験型の事業を行っています。そこで今年は、自然を体で感じながら「日常生活でも使える生きる力」について、親子で学べる体験型事業を実施します。まずは、子どもにとって一番の手本であるべき親が率先して取り組むことで、それを子どもに教え伝えることができ、子どもの意識を変えることに繋がります。また、親子の絆を深めることができます。さらに、他の親子と一つのことに取り組むことで、切磋琢磨しながら人との関わり方や思いやりの心を育てます。そして、指宿の自然にふれることで、指宿の素晴らしさに気づき、郷土愛を育む事で、人口減少に悩む指宿市を将来的に支える“人財”になってくれることを願います。

【政治参画意識向上事業】
 政治への参画意識が減っている中、2016年7月から選挙権年齢が20歳から18歳に以上に引き下げ、18歳、19歳の約240万人が新たに有権者となりました。これは、高齢者の有権者が多い中で、若年層の有権者を増やし、若い世代の意見をより反映させることがなどを目的としています。自分たちのみらいのことは自分たちで決めていく必要があります。そこで、指宿青年会議所では、改正案が決まった2015年から子どもたちを対象に、日本青年会議所が推進する「みらいく」事業に取り組んでいます。この事業により、主権者としての役割や責任を自覚し、主体的に政治参画する意識を向上させます。今年も、子どもたちが「みらいく」等を体験することで、家庭で自分たちのまちについて話がきるきっかけを作ることができます。これにより親世代への政治参画意識向上も期待できます。

【チェンジ&チャレンジで意識変革を起こす共育事業】
 私が入会した2005年は、出席率が高く組織力もありました。しかし、10年前と比べて会員が2倍以上に増えている現在は、例会や事業などの出席率は低く、組織力も弱まっているように感じています。委員会活動は出ても例会に出てこない、自分の担当委員会事業だけ出席する会員もいます。これは、例会や事業に堅苦しいイメージしか持っていない事や、何のための事業を行っていくのか理解していない為ではないでしょうか。指宿青年会議所はまちづくりを行う団体として、まずは、自分たちの足元をしっかり固める必要があります。そこで、指宿青年会議所が何の為に活動している団体なのか全員が共通認識を持つ為に、みんなで中長期のビジョンを作ります。「組織」としてどうあるべきなのか、「ひと」としてどうなりたいのか、「まち」をどのようにしたいのかを定め、指宿青年会議所の「志」をみんなで実践していきます。これにより方向性を一つにして、共に成長し組織力強化を図ります。また、いままでは聞いているだけの例会が多い中で、一つの物事について話し合う時間を作ります。このことで、自分の意見を発言できる場と他人の意見を聞く場ができ、活気あふれる雰囲気作りと意識の統一を図り会員の意識変革を起こします。さらに、理事会で審議の通った事業をしっかりと会員に説明して、何の為の事業なのか理解していただきます。市民の意識変革団体の一員と言われる我々JAYCEEがまず自分たちの意識を変えて挑戦することで結果を出し、自信と誇りを持って活動する事が、明るい豊かな社会の実現に向けた一歩だと考えます。

【未来へ繋ぐ同志拡大の実施と新入会員へのフォロー】
 明るい豊かな社会の実現に向けた一番の近道は、同じ志を持った青年会議所メンバーがたくさんいることです。それぞれが青年会議所で学んだ事を、家族、友人、会社の仲間など身近な人に伝え理解していただき意識を変えられ行動できれば、小さな波がたくさん集まり大きな波になります。
 指宿青年会議所では、10年前、会員拡大の重要性に気づき本気で取り組み、会員数はここ数年40名から50名弱で推移し、会員数と対人口比率は鹿児島県内では多い方です。拡大数は、ここ3年で22名の拡大に成功しています。しかし、青年会議所は20歳から40歳までしか在籍する事が出来ない団体です。今後3年で14名の会員が40歳を迎え卒会していきます。その他にも毎年様々な事情で退会していく会員もいます。さらに、入会候補者が減り始めています。そこで今一度、みんなで会員拡大の重要性を共有して拡大運動に取り組みます。拡大には候補者のリストが重要です。会員数の少ない山川や開聞、頴娃の情報を充実させます。そして、会員拡大運動により入会した新入会員には、オリエンテーションを実施することはもちろんのこと、しっかりと入会後にフォローできるシステムを構築します。このことによって、早く指宿青年会議所に打ち解け、積極的に参加できる環境を作り上げます。

【魅力ある広報活動による自信あふれる指宿JCの発信】
 今年で44年を迎える指宿青年会議所ですが、市民からの知名度はどのくらいあるのでしょうか。決して高くは無いように思います。ましてや、何を行っている団体なのかを知っている人は少ないのが現状です。我々は、公益社団法人として広く市民に開放した公益的な事業を行っていますが、知名度や認知度が低い団体の事業にはなかなか興味を示せないのではないでしょうか。だからこそ、魅力ある広報活動が重要と考えます。
ここ近年は、SNSの普及によりいつでも簡単に広報は行えますが、逆を言えばだれでも簡単に広報活動ができて、たくさんの情報が毎日入ってくるので興味を持ってもらうことには苦労します。そこで、他との差別化ができるような魅力ある広報活動をSNSや紙媒体で行う必要があります。まずは視覚的に興味を引き、その後しっかりと内容を伝えることが広報として重要です。また、我々会員一人ひとりが、指宿青年会議所に自信を持ち全員で発信していくことが、事業の集客や会員拡大等に繋がっていく事と確信しています。

【結びに】
 指宿青年会議所は来年で45周年の節目の年を迎えます。これまで活動できていることは、先輩たちが情熱と行動力を持ち、日々、一生懸命活動してきたからです。また、青年会議所活動に理解をしてくれている方々の力添えがあったからです。これらに感謝の気持ちをしっかりと持ち、未来の指宿が「明るい豊かな社会の実現」に近づけるように、5年後、10年後へと指宿青年会議所の「志」を受け継いでいく必要があります。その為に、今活動している会員が夢を持ち、長期的なビジョンを考え、今年一年で達成できる目標を決め全員で行動して行きます。
















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