鰻池

- 硫黄泉が噴出。西郷隆盛が湯治していたことでも有名。 -

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鰻池

指宿市外から南西へ4キロほどの山中にあるうなぎ池は水深が61m、直径1.3km周囲約4.2kmの神秘的な雰囲気の漂う湖。 火口湖は、木々が生い茂る急な崖に四方を囲まれており、ここが、かって噴火口の跡であったことを偲ばせています。 来る度に、タイムスリップしたような錯覚に襲われます。

ほとりにある鰻温泉は、指宿区域の中で唯一の単純硫黄泉で硫黄泉がいたるところで噴出しています。 この熱湯が温泉として利用されだしたのは、1750年代だといわれ,皮膚病に効果があると言われています。

また、明治七年、この地は征韓論の後、野に下った西郷隆盛が湯治していたことでも有名です。 昼は狩猟、夜は読書、雨が降ると村の子供たちを集めて遊んでいたそうです。 その西郷を佐賀の乱の戦い半ばに、戦線を離脱した江藤新平が訪ねにきています。 結局西郷は江藤の要求を断りましたが、江藤の余りの落胆ぶりを、哀れに思い、指宿まで見送っています。 歴史書の殆どは、西郷は全国の不平士族に担がれるのを恐れ隠遁したと簡単に取上げていますが、 本当に、狩をしたり、湯治のためであれば、当時はもっと近くに適当な場所が幾つもあり、 指宿のそのまた奥に位置するこのような秘境でなくても良かったのです。

鰻池のほとりには小さな集落があり、うなぎ温泉(鰻温泉)という温泉も沸いています。 鹿児島県山川町、うなぎ温泉(鰻温泉)の集落内の人はスメと呼ばれる天然の蒸気かまどがあり日常の煮炊きに使われています。 天然のエネルギーとはうらやましい限りです。

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