開聞岳

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開聞岳

 薩摩半島最南端、温泉地で有名な指宿の南西部に位置する開聞岳は円錐形をした標高924mの美しい山容であり薩摩富士と呼ばれている。これほど完璧な円錐形、全身を海中に乗りだした、これほど卓抜な構造も珍しい開聞岳。 日本百名山の一つで、山麓の北東半分は陸地に、南西半分は海に面しており周囲に山がないため、南薩のほとんどの地域から円錐形の姿を見ることができ、南薩摩のシンボルともいえます。裾野では春は菜の花が咲き、秋はハゼが紅葉する。全山照葉樹林で新緑の頃も見事です。 2合目に亜熱帯の自然公園である「開聞山麓自然公園」などや温泉地も近くにあり周辺の環境もバツグンに良いです。また、登山コースは、開聞山麓自然公園からのものと、かいもん山麓ふれあい公園からの2コースがあります。 らせん状の登山道が整備され、三時間程度で登山することができますが、右廻りで露岩のゴツゴツした道を登ることになるので足元に注意が必要です。標高924mと日本百名山の中では例外的に低い山ですが(基準は1500m以上とされた)、海抜0メートル付近からの登山となるため、登山の際の標高差は900m以上あります。独立峰で、頂上からは360度の展望が楽しめ、佐多岬や桜島、霧島連山が見渡せすばらしいの一言です。

 山麓にある枚聞神社(ひらききじんじゃ)は薩摩国の一宮であり、開聞岳を御神体としています。このため神社参道と社を結ぶ直線上に開聞岳があり、その山頂には奥宮御岳神社があります。 開聞岳は火山で4000年前活動を開始し、有史以降の噴火記録は6世紀ごろからあり、貞観16年(874年)と仁和元年(885年)に大噴火しました。このとき、山頂に溶岩円頂丘が噴出し、現在の二段式の山容となりました。山体は主に粘性の少ない玄武岩だが山頂付近の溶岩ド-ムは安山岩でできています。2000年12月12日から下旬にかけて、噴気が観測されました。 大隅半島と薩摩半島によって錦江湾(鹿児島湾)が形成されていますが、その薩摩半島の最南端にあるため、海上交通における大事な目印とされ、かいもんは海門に通ずると言われています。同様に航海上の目印とされた薩摩半島の秀峰、野間岳(のまだけ)と金峰山(きんぽうざん)と合わせて薩摩三峰とも呼はれています。 太平洋戦争において、知覧の特攻基地から出撃した戦闘機は、まず開聞岳へと進路をとり、富士の山にも似たその山容に故郷や家族への別れを告げつつ南方へと向かったという話も残っています。また、開聞岳の山麓西側の花瀬(はなぜ)にはやはり太平洋戦争において、フィリピンで戦死した人々を慰霊する望比公園(ぼうひこうえん)があります。

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